「太極八卦吉相印」とは

太極（太極は天地万物生成の根源、
宇宙エネルギーの中心）からの
宇宙生成の過程をそのまま、

個人の印影に凝縮した手法であり、
多くの印章で八卦を唱えていますが、

宇宙創世の根本である太極を備えることで、

宇宙の気を印章に取り込もうとする
印相における理論であります。

これを家相に取り入れると
陽宅の風水理論になり、

墓相に取り入れると
陰宅の風水理論になるのです。

「太極八卦吉相印」とは、
このような理論に則り、
職人の熟練の技(手書き字入れ)により、
彫り上げられた印章といえるのです。

「易に太極あり、これ兩儀を生じ、
兩儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず。
八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず」

といったように易の八卦の生成過程、
ひいては天地万物の生成論を
示すものでありました。

「八方篆(てん)書体(しょたい)」とは

捺印をした時に現れる印形は、
天地自然からの霊気が宿っていると
感じ取れる印形が理想的であります。

その為に、印に使用される字体は、
天地自然を表現した篆書体を基にして、
印面の中にバランス良く配置されています。

円形である印面の中心 (太極)から、
八方位に向かって拡大・発展するような
イメージで、印面全体の調和をはかるよう
配した創作書体です。

八方に配置していくことから、
八方篆書体とも呼ばれています。

天然石印材

 

《真心を込めて彫上げた「ご印鑑」を
　責任をもってお届けいたします。》